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【その他】買取価格はどうやって決まるの?(鑑定士 油谷)

2014/07/05

こんにちわ、鑑定士の油谷です。

ここ数日、天候が悪く肌寒い日が続いておりますね。
僕は昨晩お腹を出して寝ていた様で、お腹の調子が非常によろしくない感じです…。

さて、そんな話は置いといて、今回はいつもの豆知識的なお話ではなく査定のお話です。

査定に来て頂いたお客様から時々お叱りを受けるのが
「買った時は○○万円もしたのに!」
といった内容のモノです。

お気持ちは痛いほど、よ~くわかります。
僕も愛用の時計を試しに質屋さんに持って行ったところ、定価の1/6程度の買取価格を提示されてしまい衝撃を受けた経験がありますので…。

では、この買取価格は、一体誰がどういう基準で決めているのでしょうか?
それは「市場」つまり、僕たち一般市民なんです。
要するに、普通に生活をしている僕たちにとって需要があるかないか、といった部分で価値=買取価格が決まってくるんですね~。

例えば当店が扱っている品物で見ていきましょう。

●貴金属
投資としての需要が世界的に多い。買取価格も高値を維持。
●切手
コレクションとしての需要無し。郵便物を出す手段以外の需要は無し。
●ダイヤ、色石
中古市場での需要が世界的に多い。近年稀に見る上昇傾向。
●時計
ロレックス等の人気ブランドは需要が多い。買取価格も高値を維持。
●ブランド品
ルイヴィトン、シャネル、エルメス等人気ブランドは需要が多い。買取価格も安定している。
●古銭・メダル
コレクションとしての需要が減少傾向。今後も下降予定。
●テレホンカード
コレクションとしての需要無し。実需としての需要も無し。
●商品券
実用としての需要が大変多い。買取価格も当然高い。
●象牙
コレクションとしての需要は減少傾向。加工用素材としての需要以外は下降気味。

テレホンカードは需要がどこにもないので、買取価格は定価の3割を下回っております。
ですが、需要の多い商品券であれば、買取価格は定価の9割以上が期待できます。
定価が○○円だから買取が○○円、ではなく、需要の多い品物が高値で取引されているわけです

需要が少ないのなら需要が増えるまで待つという方も中にはいらっしゃいますが、趣味が多様化された現代で切手やテレホンカードが再び日の目を見るとは…ちょっと考え辛いですよね。

同じ品物でも売る時によって値段は大きく変わってくるんです
いつか現金に換えようと思っている品物は、くれぐれもタイミングを間違えないように…。

以上、父親に貰った見返り美人(切手)を握りしめながら油谷がお送りしました。

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