24金の採掘について
人類が、24金つまりは金を発見して以来6,000年と言われていますが、その間に採掘された金の総量は17万トンほどであると言われています。これはオリンピックプール3杯分にあたり、一見多く感じますが、鉄やアルミニウムなどの他の金属と比べると、非常に少ない量です。例えば、鉄が現在まで採掘された総量は富士山2個分と言われていますので、如何にその量が少ないかがわかるでしょう。まだ採掘されていない金の残量については、地球上にプール約1杯分、数万トンしかないと言われています。採掘されていない金といっても、採掘が困難である地下深くや海中などにあるものも含まれていますので、実際に採掘が可能である金はさらに少なくなります。金の採掘は年間で2,500トンほどのペースで行われており、近い将来、金の採掘は今以上に困難になります。しかしながら、金の需要はいまだに高く、今後も増えていくと考えられています。そのため、金には希少価値があり、資産の保有方法としても重宝されているのです。
こういった金の希少性から錬金術という言葉が生まれ、金を人工的に作る方法を追い求める人々がいました。科学が発展した現在、人工的に金を作ることは可能ではあります。しかし、金を作るには核反応や核分裂を利用するため、非常に大掛かりな設備を必要とします。この設備を動かすためには莫大な費用が必要であるのに対し、できる金はほんの原子数個分程度のみとなります。金1gを生成する為に必要なエネルギーは莫大で、いくら金が希少で高い価格がつくといっても、これではあまりにもコストに見合いません。そのため、人工の金が市場に出回ることは、コストダウン以前の問題で不可能であると言えます。
24金買取相場一覧表はこちら金の希少性から錬金術という言葉が生まれ、金を人工的に作る方法を追い求める人々がいました。科学が発展した現在、人工的に金を作ることは可能ではあります。しかし、金を作るには非常に大掛かりな設備を必要とします。金の生成には核反応や核分裂を利用します。実験を行うためには莫大な費用が必要であるのに対し、できる金はほんの原子数個分程度のみとなります。金1gを生成する為に必要なエネルギーは、現在の10兆倍のエネルギーが必要です。いくら金の希少で高い価格がつくといってもこれではあまりにもコストが合いません。そのために人工の金が市場に出回ることは、コストダウン以前の問題で、不可能であると言えます。
日本における金採掘の歴史
日本書紀の記述によると、日本人が金に価値を見出し始めたのは西暦600年頃からであったようです。以降金の採掘技術については渡来人から取り入れ、平安時代ごろの書物には佐渡金山に関しての記述があり、金の採掘が活発に行われている様子がうかがえます。金鉱山の開発は戦国時代となるとさらに飛躍的に伸びていきます。各地の武将は自国の金資源の割合を高めるために領内の金山開発を次々に採掘していきます。
明治以降になると金鉱山の多くは枯渇してしまい、現在日本で金を産出している地域は鹿児島の菱刈鉱山ともう一箇所、串木野鉱山のみとます。このうち菱刈鉱山は、世界の鉱山と比べると約10倍の金の含有量があり、優秀な鉱山と言えます(参考:http://www.smm.co.jp/special/hishikari/)。この鉱山からは年間で6~7トンほど算出されています。(2017年現在)
銅を採掘しているような場所でも、精製時に副産物として金が生成されるために、銅鉱石から抽出するような鉱山もあります。日本が保有する金の総量は6,800トンにもなっており、これは全世界の埋蔵量の16%になります。金鉱山は今現在1つしかない日本ですが、総量で見るとマルコ・ポーロが黄金の国ジパングと言ったのもあながち間違いではないといえるかもしれません。
金の採掘国について
現在金を世界でもっとも算出している国は中国であり、その量は年間450トンほどです。1970年代は南アフリカが一番の金の採掘国であったのですが、鉱山の老朽化や国内情勢の不安定化、電気供給不足などから、ここ数年急速に産出量は減っており、世界6位に転落しています。ただ南アフリカには先カンブリア紀に形成された400kmの金鉱床があるために、金はまだ豊富に眠っているともいわれています。南アフリカでは金以外にもプラチナなどのレアメタルも豊富です。2位~4位はアメリカとロシア、そしてオーストラリアが競っており、250トン前後になります。その後はペルー、南アフリカ、カナダとなり、その後の8位以下ではメキシコ、ウズベキスタンが続き、これ以降、金の産出量は100トン以下と2桁になります。中国は世界一の産出量を誇り、国内の需要も高まっているので、これからも採掘は拡大するでしょう。積極的にレアメタルなどの産出も行い、他の国よりも多く産出は続けていきます。
24金はジュエリー以外に何に使われているかというと、集積回路の基盤に使われています。実はその中でも我々がよく利用し、さらに頻繁に買い換えるようなものとしては携帯電話とスマートフォンがあります。携帯電話1トンには150gもの金が含まれており、他のレアメタルも含まれていますので、ある意味優秀な鉱脈です。通常の鉱山ではどんなに優秀な場所であっても、1トンあたり10g程度しか採掘できませんので、それに比べるととても含有量の多い場所といえます。その他にも電子基板の使用されているパソコンや家電製品なども金を含んでいます。しかし残念ながら現在はほとんどが、使用されなくなるとそのまま廃棄されており、金がゴミとして捨てられるようになっています。
最近ではこの基板に含まれる金に目を付け、使用しなくなった携帯電話や電化製品を回収し、金やレアメタルと取り出すリサイクルビジネスが注目されています。このような捨てられる基盤に含まれる金を都市鉱山と呼んでいます。しかもこの都市鉱山は、廃棄する携帯電話や電化製品を回収すると、元手は無料となり、基盤から金を取り出す設備さえ整えれば良いだけです。現在一部の24金はこうした都市鉱山から回収されたものを使用しており、実は日本には先ほど記載の通り、都市鉱山として6,800トンもの金が日本に眠っているのです。
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