エリザベスコインネックレスは、英国女王エリザベス2世が描かれた金貨をペンダントにした、希少性と美しさを兼ね備えたジュエリーです。この記事では、エリザベスコインネックレスの歴史や種類、そして高額査定への秘訣をご紹介します。
エリザベスコインネックレスは、コイン自体がK24(24金)や22金(K22)で作られており、金貨の種類によって価値が異なります。エリザベス女王が2022年9月8日に崩御されたことから、今後新たにエリザベスコインが発行されるケースは少なくなると見込まれるため、価値も上がるのではないかと予想されています。
ここでのK18枠というのは、ネックレスの装飾品を表す枠やバチカン部分が18金で施されたものを指しており、エリザベスコイン自体が18金で作られているわけではありません。
そこで、今回の記事ではエリザベスコインの歴史や種類、エリザベスコインネックレスを高額査定してもらうためにはどのような買取方法が有効的かについて紹介します。
- この記事の結論
- ・エリザベスコインネックレスとはイギリスのエリザベス2世女王の肖像が刻まれた金貨をペンダントにしたネックレス
- ・エリザベスコインは投資型と収集型の2種類がある
- ・エリザベスコインにはいくつもの種類があり品位・重量・人気度合いはそれぞれ異なる
- ・金の価値やエリザベスコイン自体の価値が上がっているため今が売り時である
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エリザベス2世コインネックレスとは?
エリザベス2世コインネックレスは、イギリスのエリザベス2世女王の肖像が刻まれた金貨をペンダントにしたネックレスです。エリザベス女王が戴冠されたのが1952年〜2022年。70年以上もの間、英国を統治したことになります。
エリザベス女王2世は、歴史史上最も長く在位した君主であるため、その長い期間エリザベスコインもデザインを変えながら発行されており、イギリス王室の歴史を刻む貴重なアイテムとして人気を集めています。
エリザベス女王2世がコインに描かれている理由としては、やはり史上最も長く在位したイギリスの君主であるとともに、国民から多大なる信頼を集めているからでしょう。
女王に即位した21歳の時、「
私の全人生は、たとえそれが長くても短くても、国民の皆さんと英連邦にささげることを誓います」とラジオで語っています。このような強い正義感を持ち君主を務めた女王は、国民から深く愛されている存在にもなったためコインのデザインモチーフとなっているのでしょう。
エリザベス2世コインネックレスに描かれたエリザベス女王2世の肖像は、単なる装飾ではなく、歴史的な価値や希少価値を秘めた、特別な意味を持つものなのです。
エリザベスコインは「地金型」「収集型」と2種類に分かれる
エリザベスコインは投資型と収集型の2種類の目的別に分かれて発行されています。
まず、投資型金貨とはその名の通り投資目的で発行されたものです。これは、金そのものの価値がコインとしての価値に考慮されます。通貨の役割も果たすため、ある一定の額面はあるものの地金としての価値が認められているため、金の品位や重量が価格に反映されます。
対する収集型金貨とは、何らかの祝い事があった際に記念に発行されたものです。収集を目的とするため、希少性の高さや歴史的背景として特別な事由があった場合に価値が上がりやすいとされています。
コインはK24(24金)やK22(22金)が多い
エリザベスコインの特徴として、基本的にはK24(24金・純金)かK22(22金)が使用されています。そのため、コインだけでも非常に価値が高く種類によっては発行枚数に限りがあるため希少性も高いことから高値で売られているケースが多くあります。
K24(24金)の場合、金含有率が99.99%以上となるため、品位の表示が「999/1000」と表示されます。また、K22(22金)の場合は、金含有率が91.7%となるため品位の表示が「917/1000」と表示されます。
枠やバチカンによく使われているのがK18(18金)
よく、検索エンジンなどで「エリザベスコイン 18K 買取価格」と検索されているため、エリザベスコイン自体に18金が使われているのかと思われがちなのですが、そうではありません。
基本的に18金が施されているのは装飾部分であり、コインの枠やネックレスのチェーンを通すためのバチカンが18Kで作られている、という意味合いなのです。
そもそもK18とは、金含有率が75%の合金をあらわします。純金は柔らかいため、アクセサリーなどの加工には強度が不足します。そこで、他の金属を混ぜることで強度を高めたものがK18です。K18は、金と銅を75:25の割合で混ぜ合わせているため、金本来の輝きと耐久性を兼ね備えることができるのです。
エリザベスコインには種類がある
エリザベスコインは、イギリスのロイヤルミントによって発行された金貨です。エリザベスコインには様々な種類があり、それぞれに異なるデザインや価値があります。
エリザベスコインの種類は以下の通りです:
- ・ソブリン金貨
- ・メイプルリーフ金貨
- ・カンガルー金貨
- ・ブリタニア金貨
- ・マン島キャット金貨
- ・カナダ野生動物金貨
- ・ダイアナ妃追悼記念5ポンド金貨
- ・ピーターラビット25ポンド金貨
- ・エリザベス女王 ウナ・ライオン金貨
- ・ エリザベス女王 即位70周年記念プラチナジュビリー金貨
これらのコインは、それぞれ異なるデザインや価値を持っています。エリザベスコインは、金貨としての価値だけでなく、コレクターズアイテムとしての価値もあります。エリザベスコインは、世界中のコインコレクターの間で人気があります。
また、
イギリスのみならずオーストラリアやカナダなど連合国からも発行されているのがエリザベスコインの特徴です。
それぞれのエリザベスコインについて詳しく見ていきます。
ソブリン金貨
ソブリン金貨は、エリザベス2世即位後に発行されたイギリスの金貨であり、この金貨は「22金」が用いられております。ソブリン金貨は重量にいくつか種類があり、5ポンド、2ポンド、1ポンドなどが存在します。
メイプルリーフ金貨
エリザベスコインには様々な種類がありますが、その中でもメイプルリーフ金貨は最も人気のあるコインの一つで投資型金貨といわれています。カナダ王室造幣局によって製造されており、品位999/1000の純金で作られています。
メイプルリーフ金貨は、表面にはエリザベス女王2世の肖像が描かれており、裏面にはカナダの国章であるメイプルリーフが描かれています。
ちなみに、2024年4月より1オンス金貨の肖像デザインは新たな君主であるチャールズ3世の絵柄に切り替わっており1オンス以外のサイズも順次チャールズ三世国王デザインに切り替わるなど注目を集めています。
また、メイプルリーフ金貨は重量にいくつか種類があり、1オンス、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンスなどがあります。
カンガルー金貨
カンガルー金貨は、オーストラリアのバース造幣局が発行する金貨であり、エリザベスコインネックレスに使用される可能性のある金貨の一つでもあります。こちらは、99.99%の純金で作られています。以来、毎年発行されていたものですが年によってデザインが多少異なります。そのため、年度(デザイン)によっても価格が異なる可能性が高いものです。
カンガルー金貨には、さまざまなサイズと重量があります。
ブリタニア金貨
ブリタニア金貨はイギリス王立造幣局によって発行された地金型金貨です。表面にはエリザベス女王2世の肖像が刻まれ、裏面にはブリタニア女神が描かれています。
三つの又の矛と楯のデザインが「軍事力」、オリーブの枝が「平和と豊穣」をあらわしています。
ブリタニア金貨は、純度91.7%の22金で作られております。
マン島キャット金貨
マン島キャット金貨は、マン島政府によって発行されている地金型金貨です。表面にはエリザベス女王2世の肖像、裏面にはマン島の象徴であるマンクスキャットが描かれています。
マンクスキャットとは、マン島に生息するしっぽのない猫のことをいいますが、デザインも毎年異なります。
また、猫好きの方にも人気が高く、2012年に発行が終了してから少しずつ希少性が上がっています。
カナダ野生動物金貨
このコインはメイプルリーフ金貨と同様カナダ王室造幣局によって発行された「収集型金貨」です。金99.99%の純金で作られており、毎年描かれる動物が異なるため、コレクターの間では大変人気があります。
ダイアナ妃追悼記念5ポンド金貨
ダイアナ妃追悼記念5ポンド金貨は、ダイアナ元妃の死後2年後である1999年に王立造幣局によって発行された記念金貨(収集型金貨)です。このコインは、品位917/1000(22金)で作られており、発行枚数は7500枚です。
表側にはエリザベス2世の肖像、裏側にはダイアナ妃の肖像が刻印されています。
エリザベス女王 ウナ・ライオン金貨
エリザベス女王ウナ・ライオン金貨とは、イギリス王立造幣局が発行した記念硬貨です。
過去にヴィクトリア女王の御即位記念硬貨が発行されましたが、その復刻版として発行されました。エドマンド・スペンサーの叙事詩「妖精の女王」の登場人物ウナとライオンが英国の象徴として描かれています。
エリザベス女王 即位70周年記念プラチナジュビリー金貨
2022年2月6日にプラチナ・ジュビリーを迎えられたエリザベス女王。この、エリザベス女王 即位70周年記念プラチナジュビリー金貨は女王の即位70周年を記念して、英国王立造幣局によって発行された硬貨です。エリザベス女王の若き頃の乗馬姿が描かれている金貨です。
エリザベスコインネックレスは今後希少価値が上がる可能性も
エリザベス女王2世は在位期間が長く、国民から愛されていたため、エリザベスコインネックレスは人気が高く、今後希少価値が上がる可能性もあります。金貨によっては、新たに即位されたチャールズ3世の絵柄に切り替わるものも出てくると予測されているため、エリザベス女王の絵柄の価値がより高まってくると予測されています。
エリザベスコインネックレスの買取相場
エリザベスコインネックレスの買取相場は、エリザベスコインの種類、状態、買取店の査定基準などによって異なります。
また、先述した通りエリザベスコインは24金または22金で作られているのですが、装飾品としてあしらわれている枠やバチカン部分は耐久性の強い「18金」で作られているケースが大半です。
したがって、コインだけでなく周りの装飾部分も加味して査定することになります。
また、エリザベスコインネックレスの状態も買取相場に影響します。キズや汚れがない状態のエリザベスコインネックレスは、より高価に買取してもらえる可能性があります。
エリザベスコインネックレスの買取相場について、より詳細な情報を知りたい場合は、買取店に相談することをおすすめします。
まとめ:エリザベスコインネックレスは希少性が高く高価買取が期待できる
エリザベスコインネックレスは、エリザベス女王2世が描かれた18金製のペンダントトップとチェーンで構成されたネックレスです。近年、希少価値が高まり、高額買取が期待されています。
エリザベスコインネックレスを高く売却するためには、以下のポイントが重要です。
- ・状態の良いものを売却する
- ・信頼できる買取店を選ぶ
- ・付属品を揃える
- ・出来る限り相場が高い時期に売る
エリザベスコインネックレスは、資産価値の高いジュエリーです。
売却を検討している方は、上記ポイントを参考に、高額査定を目指しましょう。
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