美しいダイヤモンドのカットとは
- 投稿日:2017年4月5日
- 最終更新日:2024年10月9日
ダイヤモンドの魅力は何といってもまばゆい輝きです。ダイヤモンドは自然界でもっとも硬い物質です。それだけに、ダイヤモンドの加工には高い技術を要します。洗練された技術を加えることでダイヤモンドの輝きはさらに増し、富の象徴やエンゲージリングにもふさわしい光を放ちます。
ダイヤモンド買取相場一覧表はこちらダイヤモンドの魅力を十二分に引き出すには、いったいどのようなカット法が効果的なのでしょうか。カットの中でも特に美しい仕上がりとなるものを厳選して特集しました。
\ この記事のまとめ /
- ・大まかには「ファセットカット」と「カボションカット」の2つに分けられる
- ・ファセットカットにはいくつかのブリリアンカットに分類ができる
- ・ブリリアントカットとは面が多いカット方法で透明度と光の屈折率が高く最も美しく高価な価格で提供されるカット方法
ダイヤモンドカットの基本となるファセットカット
宝石のカット方法には、さまざまな種類が存在します。そんな中で大まかな分別として、ファセットとカボションの2種類に大別することが可能です。2種のうち、ダイヤモンドにもちいられることが多いのは、ファセットタイプのカットです。
ファセットカットとは、いくつもの面を組み合わせて、光の入り具合や傾きでさまざまな輝きが表現する方法です。ファセットカットでは幾何学的に宝石を磨き上げるのが一般的です。ファセットカットを行うと、輝きのみならず形状そのものも美しくなるのです。ファセットタイプの加工がもちいられる宝石の特徴は、透明度や光の屈折率が高いことです。ファセットカットは多面による輝きを表現するカットとなりますので、クリアな美しさが特徴であるダイヤモンドに適したカット方法です。
一方、カボションカットは半球形に加工することを指します。透明度が特徴的な石に適したファセットカットとは反対に、カボションカットは不透明な石に多く用いられる加工法です。パールやターコイズ、鼈甲などが代表的であり、宝石の持つ風合いや模様を広い面で表現することが可能です。カボションカットには表面の傷が目立ちにくいという特長があります。そのため、ダイヤモンドとは反対に高度が低く、比較的傷がつきやすい石を仕上げる上で適したカット方法です。
ファセットカットにおける種類分け
前項にて宝石のカット方法を大まかな二つの種類分けを紹介しましたが、ダイヤモンドに用いられるファセットカットの中にも、さらに分類することができます。ファセットカットでは面の入れ方、大きさ、模様などでさまざまな表現が可能です。多くの表現の中で、代表的かつ人気のものを一部ご紹介します。
ラウンド・ブリリアントカット
ラウンド・ブリリアントカットはエンゲージリングに用いられるダイヤモンドの定番として人気のカット方法です。正円に近い形状となっており、20世紀を代表するカット手法です。最上面を意味するテーブルから放射状にカットが入っており、整った印象のデザインです。
オーバル・ブリリアントカット
オーバル・ブリリアントカットは形状が楕円であることが特徴です。ラウンドタイプより重厚なイメージが増します。カボションカットも上面は楕円ですが、ファセットカットでは楕円形にプラスして多くの面が入ります。
ペアー・シェープ・ブリリアントカット
涙のような形状が特徴的なペアー・シェープ・ブリリアントカットです。ペアー・シェープ・ブリリアントカットは名前の通り洋梨型がイメージされた加工です。かわいらしい印象となっており、しずくのようなデザインから、ドロップカットとも呼ばれています。
ハート・ブリリアントカット
ハート・ブリリアントカットはその名の通りハート型を表現したカット方法です。愛情や結婚などの意味合いに適しており、ハート・ブリリアントカットもまたエンゲージリング向けのカット方法と呼べるでしょう。
その他にも、ダイヤモンドのカット方法には、エメラルド・カット、プリンセスカット、マーキーズ・ブリリアントカット、バリオン・カット、ロング・オクタゴンカットなど、とにかく多様なカット方法が存在します。いずれも多面で構成されたファセットタイプであるため、ダイヤモンドの魅力を引き出すカット手法であることに変わりはありませんが、ダイヤモンドは高価な石であるがゆえにお気に入りのカット方法を選択するとよいでしょう。
ブリリアントカットとは
ダイヤモンドの加工でよく聞くのがブリリアントカットという言葉です。ブリリアントカットとは、最上部のテーブル1面に加え、スターファセット・ベゼルファセット・アッパーガードルファセットなどの面計58面を基本とする方法です。放射状の幾何学模様が美しく、一般的に知られるダイヤモンドらしい形状となります。ダイヤモンドのデザインではブリリアントカットが基本となります。面が多いカット方法であるため、透明度と光の屈折率が高いダイヤモンドに、適しているといわれています。細かい面を多数作り出すため、原石から切り出し、デザインするためには熟練の技の技術が必要となります。特に正円形のラウンド・ブリリアントカットは原石から宝石に加工するまでに無駄が多く出るカット方法であり、サイズと比べて高価になりやすい傾向があります。
ダイヤモンドは、同じ原石でも加工技術ひとつでさまざまな表情を見せます。そして中でも美しいとされているのは、ファセットカットにおけるブリリアントカットです。多面を意味するファセットタイプであることに加え、多数の面が入れられるブリリアントカットは、透明度が高く、光の屈折率が高いダイヤモンド向きであるためです。美しい仕上がりのダイヤモンドを選びたいと考えるのであれば、カット方法にもこだわってみると良いでしょう。
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