ダイヤモンドのカラーについて
- 投稿日:2017年4月5日
- 最終更新日:2024年10月9日
ダイヤモンドがカラーによって分類されていることはご存知でしょうか。同じダイヤモンドでも質は様々です。ダイヤモンドの価格は質によって大きく異なります。ダイヤモンドの価値を決めるためにはいくつかの基準が設けられおり、専門家の目で厳しく分類されています。ダイヤモンドの質でも特に重要となっているのがカラーです。
ダイヤモンド買取相場一覧表はこちらダイヤモンドというと無色透明であるというイメージが一般的でありますが、実は細かな色みの違いがあるのです。一見するだけでは分からないようなところで価値を落としてしまう場合もあります。また、その逆で色のつき方ひとつでダイヤモンドの価値は通常の何倍もの価格がつくこともあります。こちらのコラムでは、奥深いダイヤモンドのカラーの世界をご紹介します。
\ この記事のまとめ /
- ・ダイヤモンドは4C<カラット(サイズ)、カラー(色)、クラリティ(透明度)、カット(加工)>の要素からなる
- ・カラーは無色透明になればなるほど高い価値がつき、D~Fグレードが高価
- ・色付きのファンシーダイヤモンドも色によっては高値が付く
ダイヤモンドの価値を見極める基準とは
ダイヤモンドの質を決める基準として、「4C」ということばが存在することは有名であるかと思います。4Cはカラット・カラー・クラリティ・カットの4要素から構成されており、それぞれの頭文字である「C」の文字から4Cと呼ばれているのです。ダイヤモンドの専門家は国際相場に従い、これらの要素を厳しい目で見極めることでダイヤモンドの良し悪しを判断し、価値をつけています。
4Cのうちカラットは大きさの基準となります。1カラットは0.2グラムに相当し、カラット数が上がれば上がるほど大きな石となり、価値も上昇します。ただカラット数が大きな石であっても、他の3Cに相当する要素が低評価である場合、価格がカラットに比例するわけではありません。とはいえ大きさを表すカラットはダイヤモンドの基準の中でも比較的わかりやすい要素といえるでしょう。
次に、今回のテーマでもあるカラーです。カラーの意味合いとしてはその名の通り色を指しています。無色透明のダイヤモンドの場合、最上級となるのはもっともクリアな状態です。ダイヤモンドはクリアであるほど光の透過率が高いため、より強い輝きを放ちやすくなります。ダイヤモンドの中には、無色透明の中にわずかに黄味がかった石も存在します。基本的には、このように黄味の入ったダイヤモンドはクリアなダイヤモンドと比べ価値が下がります。
クラリティは、ダイヤモンドの透明度を表す基準です。結晶化に至らなかった炭素は不純物となり、ダイヤモンドの価値を落とす原因になります。宝石の中の不純物はインクルージョンと呼ばれており、専門家が10倍ルーペで詳細に確認しなければ分からないほど小さなものであってもダイヤモンドの価値を大きく左右する重要な意味を持ちます。
4Cのうち最後はカットです。カットは、ダイヤモンドの原石を採取した後に人の手で加工されるものとなり、石そのものの価値とは少し異なってきます。正確さもさることながら、デザイン性、複雑さなども相まってダイヤモンドの価値へと繋がります。
カラーのグレードについて
無色透明のダイヤモンドにおいてカラーを見分ける場合、素人目にはかなり難しい要素であるといわれています。なぜならカラーの要素は細かくグレードが分類されているとはいえ、かなり微妙な色味の違いでグレードが変わってくるためです。カラーグレードは複雑で、ダイヤモンド鑑定のプロフェッショナル同士であっても意見に違いが生じる事があります。
ダイヤモンドのカラーグレードはアルファベットで分けられており、D~Mまでの計10の段階があります。D~Fは一般的に無色透明のとされる状態であり、価値としても高い部類に入ります。そして無色透明でありながらもややにごりも感じられる、いわゆる「ほぼ無色」であるのがG~J、そしてかすかに黄色味も感じられてくるのが、残りのK~Mとなっています。正直、DとEを肉眼で比較したところで素人には違いがまったく感じられないということも多いかもしれません。ですが、こうしたカラー分けは価値を決める上で重要な要素となっていることも事実です。本当に質のいいダイヤモンドを手に入れたいというのであれば、こうしたカラーランクについても覚えておくと良いでしょう。
価値を持つカラー
前述では無色透明のダイヤモンドのカラーについてご紹介しましたが、逆に色つきのダイヤモンドでは、カラーがあるからこそ高価となる場合もございます。カラーのダイヤモンドでは、色が入っていることで価格が何倍にも膨れ上がる場合があります。色つきのダイヤモンドはファンシーダイヤモンドと呼ばれており、そもそも無色透明のダイヤモンドとは一線を画しています。自然が生み出した神秘のカラーは、とても希少であり、独特の美しさを備えるため、そうした風潮が成り立っています。
ファンシーダイヤモンドの種類としては、レッド・イエロー・バイオレット・オレンジ・グレー・ブラック・パープル・ブラウン・ピンク・グリーン・ブルーの計11種類があります。中でもブルー、ピンク、グリーン、レッドのダイヤモンドは希少性が高く、カラット数次第では世界的なニュースになるほどの価値がつけられています。2013年の38億円で購入された34カラットピンクダイヤモンド、2008年のわずか3カラットでありながら8億円という破格で購入されたブルーダイヤモンドなどが代表的です。
このように、ダイヤモンドのカラーには価値を下げるものと逆に価値を大きく跳ね上げるものの2種類が存在しています。ダイヤモンド=無色透明というイメージが強いかもしれませんが、かならずしもそうとは限らないのです。予算や好みに合わせて、ぜひ理想のダイヤモンドを探してみてはいかがでしょうか。
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