目次
2024年以降の金相場の見通しは?最新の動向から大予想!
- 投稿日:2021年9月13日
- 最終更新日:2024年3月12日
世界的に金の需要はどんどん高まっており、相場も値上がりを続けています。2020年以降は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により金価格はさらに急上昇し、現在は25年前と比べると約7倍もの価格になっています。
そのため、買った時よりも高い価格で金を売るなら、今がまさに絶好の売り時と言えるでしょう。
しかし2023年まで上昇を続けてきた金相場ですが、2024年以降の金相場はどうなるのでしょうか。
\ この記事のまとめ /
- ・2024年は世界経済の先行き不安や加速する円安等によって引き続き変動が予想される
- ・短期的予測は誰にも予測は出来ない
- ・長期的には上昇傾向が維持される可能性
といったことが予想されます。
2024年以降の金相場予想を、最新の動向や金相場の仕組みなどと合わせて、下記にて詳しくご紹介します。
本日の金・貴金属買取相場一覧表はこちら
金相場はどのようにして決まるのか
金は昔から希少価値が高く、見た目が美しいことから富や権力の象徴として扱われてきました。そのことから金の価値が消滅したことはないと言われています。 しかし、金の相場はさまざまな要因が影響し、その時々で変化します。
需要と供給のバランスによる価格変化
金の相場は需要と供給のバランスによって価格が変化します。 もともとは装飾品や資産目的で所有されることが多かった金ですが、近年は精密機械などの素材として利用されることが増え、金の需要が高まりました。 さらに、需要が高まったことで金が投資の対象になり取引が活発に行われています。したがって、金の需要が高まり金相場が上昇しているのです。 反対に、金の流通量に比べ金の需要が減れば、金相場は下落します。ドルの信用や価値の変化
一般的にドルと金相場は逆相関の関係にあると言われており、これはドルの価値が上がる(ドル高になる)と金の相場は下がり、ドルの価値が下がる(ドル安になる)と金の相場が上がるということです。
例えば、通貨への信用や価値が下がった時には、どんな状況にあっても資産価値がなくなることはない金に投資家は投資するため、金の価格が上昇します。
金利の動き
世界的な金利の状況によっても金相場は変化します。 金利が高ければ銀行に現金を預けておくだけでおのずと資産が増えていきますが、現在は世界的な低金利の傾向にあり、銀行に現金を預けても資産を増やすことは難しくなりました。 そのため、現金以外の形の方が資産を増やしやすくなり、金の相場も上がります。
世界情勢
「有事の金」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
非常事態が起きた時に、金を買う人が増えることから「有事の金」と呼ばれています。
紛争やテロ、災害などの不安から世界経済が不透明な状態になると、株式や現金など価値が下がる恐れがあるものよりも、現物資産である金をリスク回避のために買い求める人が増え、金の価格が上がるのです。
反対に、世界的に経済の状況が安定すると株式や現金などの価値が上がり、金の相場は下がる傾向にあります。
金の取引相場を決める会社は?
金の購入や売却をしようと考えた時に金相場を調べてみると、会社や店舗によって違うことに気が付いた人も多いかと思います。 ここでは主に現物取引についての日本の取引相場の仕組みについて説明します。 まず、金の価格は現物取引と先物取引で指標価格が異なり、相場が決められている市場も変わります。 現物取引は地金(純金の延べ棒)や金貨などを購入、売却したいタイミングでできる取引方法です。ロンドンの金市場が中心となっていて、取引価格もロンドンの金市場で決定されたものが国際的な指標となっています。 一方、先物取引は先に現在の金相場で売買の約束をし、3か月後に決済する時の金相場の差額によって利益や損益が発生するという取引方法です。これはニューヨークにある金市場が中心となっており、取引価格もニューヨークの金市場が指標となっています。
日本において現物取引の指標となる相場を公表しているのは、ロンドン貴金属市場協会(LBMA)というロンドン金市場で取引される金地金の品質を保証している団体に、認定を受けている企業です。
ロンドン貴金属市場協会に認定されている会社は田中貴金属工業や三菱マテリアル、徳力本店などがあり、各会社が毎朝発表している地金の取引価格が指標とされています。
しかし、手数料などのコストがかかるため、これらの会社ごとにおいても金の価格は異なります。
日本における金の過去最高価格はいつ、いくら?
さまざまな要因で相場が決まる金ですが、日本での金の小売最高価格はいくらなのでしょうか。
近年の金価格は右肩上がりで上昇しており、2020年8月7日には7,769円/1gとなったことで、1980年1月の6,945円/1g以来40年ぶりに最高値を更新しました。
もともと好調だった金価格でしたが、2020年と2019年の年間最高価格を比べると約2000円も値を上げています。
これは2020年に新型コロナウイルス感染症の流行で経済への不安が募り、世界情勢が不安定になったことが影響しています。
いわゆる「有事の金」で金の価格が急激に上がったのです。
その後も金価格は高い水準で保たれ、さらにロシアによるウクライナ侵攻や円安ドル高進行で円換算した金価格の上昇などの影響で、2024年1月25日には8,977円/1gとなり、日本における金価格の過去最高価格を更新しました。(2024年2月27日現在)
以降さらに金の小売価格は高騰して、2024年3月12日には11,386円/1gとなり、国内での過去最高価格を更新しました。(2024年3月12日現在)
※参考:田中貴金属工業株式会社|日次金価格推移
これは外国為替市場の円安ドル高進行に加え、世界的な金融不安の影響で金が安全資産としての需要が高まったことが大きな要因であると考えられます。特に近年、中国経済が深刻な不動産市場の下落などによる不安定化が起こっており、中国では「個人の金の爆買い」が起こっています。いざという時のための防衛資産として金の購入に走る消費者が増えたようです。
加速する円安、世界的な金融不安の影響、特に中国経済の不安定化によって、金の価格は今も高騰し続けているのかもしれません。
また、2020年の最高値更新までは1980年1月の6,945円/1gがこれまでの金相場の最高価格だったと述べましたが、これはイラン革命が起こり原油価格高騰、ソ連のアフガニスタン侵攻、アメリカとソ連の対立などの非常事態が多数重なった影響での金価格の上昇でした。
しかし、その4か月後の5月にはその年の最低価格3,645円/1gとなりました。アメリカとソ連の対立が緩和されたことで情勢が安定し、その後2000年までの20年間金価格は低迷を続けました。
なお、日本の金価格の過去最低値は、1980年から2000年まで続いた低迷期の最中であった1998年の865円/1gです。
2024年の金相場予測
2024年の金価格は変動が起こり、さまざまな要因によって影響を受けることが予想されています。
2024年3月12日現在、1グラムの金買取相場が11,386円を超えており、金価格の急上昇が見られます。金相場は地政学的なリスクや金ETFの登場、原油価格の高騰、金融危機の拡大など、さまざまな要因によって過去にも大きく動いてきたことが示されています。
過去、リーマンショックや新型コロナウイルスの影響で金価格が上昇した背景から、世界的な金融ショックや経済不安、地政学的な問題が今後も金の価格を上昇させる可能性はあるかもしれません。しかし、今後の予測は困難であるというのが現時点での見解です。
これらの情報から、2024年の金相場は、世界経済の先行き不安、世界情勢の不安定さ、および円安などの要因によって引き続き変動が予想されます。
ただし、金価格は多くの外部要因に影響されるため、将来の価格を正確に予測することは困難です。投資判断を行う際には、都度最新の市場動向や専門家の分析をチェックしながらジャッジをすることが大切です。
短期的な金相場の予測は専門家にもわからない
新型コロナウイルス感染症の流行や、2022年以降のアメリカの利上げ実施により円安の加速化、ウクライナ侵攻などにより高騰した金相場。一時期は金相場も2023年以降落ち着くのではないか短期的には金相場は落ち着くと予測されていた時期もありましたが、結果的に今も上がり続けているのが実情です。
そのため、金相場の短期的予測が今後どうなっていくかを見極めるのは困難であり、金の短期的投資もあまりおすすめができません。
今は長期的投資として金を保有することが好ましいでしょう。
長期的には金相場の上昇傾向は維持される可能性が考えられる
短期的には金相場が落ち着く可能性が考えられますが、長期的な視点で金相場を予想すると上昇傾向が維持される可能性が考えられます。 それは、過去にリーマンショック後の数年間急激に上がった金の価格が、経済が安定してきた頃に下落し落ち着きを迎え、その後再度緩やかに上昇していた例があるためです。 また、こういった非常事態に対する備えのために金を購入しておこうと考える人が増え、経済が安定していても長期的には金の需要は下がらないと予想されます。
さらに、金は希少性が高く精密機械や装飾品、投資など幅広い用途で使われています。そんな需要に対し、地球上の金の埋蔵量は限られていて近い将来採掘できる金はなくなってしまうと言われています。そのため、金の希少価値はどんどん高まり、金価格も上昇していくと考えられるでしょう。
金価格が高騰している今、金を売るならFlawless(フローレス)へ!
ここまで2024年以降の最新の金相場予想について説明してきました。
現在の金相場の水準は過去最高レベルですが、過去には金相場の高騰後に価格がすぐ戻ってしまう例もありました。いつ下落するかわかりませんので、売るなら今が絶好のタイミングでしょう。
株式会社Flawless(フローレス)なら、経験豊富な専門の鑑定士がお客様の大事な金を丁寧に鑑定し、買取させていただきます!
蛍光X線による素材分析装置などの専門機器も用いて正確な分析を行い、高価格で買取させていただけるよう努力しています。
他店で査定をお断りされたものでも査定させていただきますので、ぜひお持ち込みください。
金(24金や18金)の他にも銀やプラチナなどの貴金属、ダイヤモンド、ブランド品の買取も行っております。
売却をお考えのお客様はぜひ株式会社Flawless(フローレス)にご相談ください!
金・貴金属買取のコラム
高度な分析で安心な取引をご提供
安心のお取引をご提供いたします。
お手続きはとってもシンプル!
基本的な 査定計算 |
相場・単位 重さ お支払金額 相場・単位 重さ お支払金額 |
---|
日本最大級の宝石問屋街「御徒町」の専門鑑定士が1点ずつ査定します
お客様のご都合に合わせて、お取引の方法も選べます
1.宅配(郵送)にて買取 | ※全国どこでもOK! | 2.来店にて買取 |
御徒町駅徒歩5分 |
3.LINEにて査定 |
簡単!申し込みまで25秒! |
---|---|---|---|---|---|
弊社は高精度な検定機器を導入し、お客様の大切な貴金属を出来る限り高価で買取できるよう努力しています。
蛍光X線装置を使用した分析により工業用材であっても純度の特定が可能です。
使用機材
最新鋭合成ダイヤモンド判別機「宝石発行分析装置」GLIS-3000は、合成ダイヤモンドを判別する装置です。
FISCHERSCOPER X-RAY XAN
どのような金属でも(アルミニウムを除く)分析を行うことができます。
貴金属分析について
- 刻印が無い
- 比重計では判別できないもの
- 複雑な組み合わせの合金
- 工業用の金属
- メッキコーティングなど
最小0.5mm~最大W280mm×H80mm×D280mmの大きさの貴金属を分析出来ます。
この装置の導入によりお客さまに正確な貴金属品位をお伝えでき、結果お品物の高価買取へと繋がります。もちろん同業の方のご依頼もお待ちしております。
※分析のみの方は一点に付き500円にて分析致します。
業者様からの分析依頼も歓迎致します。
御徒町店
〒110-0005 東京都台東区上野5-8-5 フロンティア秋葉原 3階
御徒町店までの道案内
JR山手線御徒町南口 南出口を出て、ローソンを正面に右手に進みます。左手に飲食店(すき家)等の並びがあり、交差点を右手に進みます。
道中には飲食店(かつや、ジョナサン)やローソンがございますが、そのまま直進します。
左手にクロネコヤマトが見えてきます。こちらの「フロンティア秋葉原」3階が当社、
株式会社Flawless本店になります。
はじめての方でも安心 |
||
Flawlessが選ばれる6つの理由 | ||
- 安心・信頼・確かな実績
- ■ 年間200,000点以上の買取実績
- ■ 年間1,000店舗以上の店舗出店
- ■ 首都圏エリア最大規模のジュエリーフェア開催
- ■ リ・ジュエリー協議会加盟店
- ■ 宝石の問屋街御徒町の専門の鑑定士
- 金・貴金属買取の査定が無料!
- ぜひお気軽にご相談ください
-
- 0120-991-587
- 営業時間:月~金 10:00~19:00
- 撮って送って、高額査定 LINE査定